PEACE FLAT SYSTEM ハリマ共和物産様|n8nオンプレ業務自動化 段階導入シミュレーター
モック(提案イメージ)
片岡
スコープ進行:スコープ① まで稼働中
導入ロードマップ — 段階的に踏んだ場合の到達点
提案書・見積もり前提条件の スコープ①基盤 → ②FAX-OCR(主軸)→ ③ツール連携(横展開) を、左右ではなく「段階」で積み上げる構成です(対象はスコープ③まで)。上のステップを進めると、ワークフロー・システム構成・KPI・費用対効果がそのスコープぶんだけ育ちます。
ポーラ受注処理:Before / After(第一対象業務)
Before(全工程 手作業)
① 受信FAXで発注書を受信し仕分け
② 読取手書き・汚れを目視で判読
③ 品番カタログで商品コードを確認・記入
④ 納期納品日を記入
⑤ 接続PCでポーラVPN接続→POLA端末を開く
⑥ 入力POLA受注システムへ手入力
After(N8N導入後)
① 受信FAX受信→自動PDF化→POLA_FAXフォルダ格納
② 取込n8nがフォルダ監視→PDF取込→AI-OCR
③ 突合カタログマスタと突合し商品コード補完表示
④ 確認ポーラページでPDFとデータをチェック・修正
⑤ 承認ポーラページで承認→CSV出力
⑥ 連携USB/メールでポーラ端末へ取込→受注入力
クリティカルな前提(2点):カタログのマスタ化(商品マスタ作成)は難易度が高く、別途実施・通常フロー外(ステップ0)。② ポーラ側はVPN環境のため直接連携不可。CSVをUSB/メールで受け渡す前提で、ポーラ側の許可受注入力データの取り込み口の用意が必要です。
スコープ①時点では「土台(接続・認証)」のみが完成し、ポーラ受注処理の自動化(After)はスコープ②で稼働します。段階を分けて依存関係を整理し、失敗しにくくしています。
積み上がるワークフロー(このスコープ時点)
全スコープ(①〜③)完了時の到達イメージ
土台ができる
n8nオンプレ基盤+6系統の接続(FAX/SQL Server/Aコス/NIコラボ/メール/AI-OCR・LLM)が安全につながる。
主軸が動く
ポーラ受注処理が「ポーラページでのチェックだけ」に圧縮。月およそ400時間規模の入力作業が主要な削減源に。
横展開する
1機能で作った接続・設定を再利用し、Excel⇔基幹・NIコラボ通知(初期2本)へ展開。横展開ぶんは1本ずつ段階的に追加できます。
ワークフロー全体図(n8nセルフホスト)
スコープを進めるごとにノードが「点灯」していきます。S1 接続層 → S2 FAX-OCRパイプライン → S3 横展開連携。1機能で作った接続・設定を次のスコープで再利用するのが「線」の自動化です。
ライブ・ワークフロー
ポーラページ(PDFとデータのチェック・修正画面)|スコープ②の中核
原本PDF(左)と AI抽出結果(右)を並べ、誤認識をその場で修正 → 承認すると CSV出力。「間違えると困る商品コード」はAIに直接生成させず、カタログマスタとの突合で不足分を補完表示し、人が最終チェックする設計です。承認後のCSVは USB/メールでポーラ端末へ受け渡します。
POLA_FAXフォルダ(AI-OCR処理待ち)
AI-OCR + カタログマスタ突合 稼働中
受信FAX(クリックで読込)
① 原本プレビュー
② AI抽出結果(黄色=要確認 / 緑=高信頼)
費用対効果 — スコープ別の積み上げ
削減効果は 「御社の人件費単価 × 削減時間」 で算出します(弊社が単価を勝手に置かず、御社の数値で換算)。下の単価を変えると即時に試算が変わります。実数は6/29に業務シートで精緻化します。
試算条件
人件費単価(円/時) × 月間削減時間(このスコープ時点) 0 h
スコープ別 効果・コストの内訳
スコープ自動化する業務月間削減(目安)削減額(月)ランニング
スコープ②③でAIを作り込む内容(実データ次第で対応範囲が変わる前提):「FAXに商品コードが無い」業務特性を実用精度で埋めるため、以下を作り込みます。いずれも実データを用いたチューニング前提で、データの質・量・レイアウトのばらつきにより対応範囲が変わります。
① 必要に応じたLLM APIによる項目抽出補助(バラバラなレイアウトへの柔軟対応)/② カタログ(約10ページ)+過去発注データを用いた商品名→品番の自動引き当て・学習/③ 得意先マスタ(FAX送信元→得意先→担当者)の自動参照/④「いつもの発注」(得意先ごとの定番品)の候補提示。
金額の前提(提案書どおり):① ワークフロー開発費=機能単位で実費ベース・都度お見積り(コンサル料の上乗せなし)/② 月額伴走費=20万円/月(要件定義・PM・定例・運用サポート・軽微改修)/③ ランニング=n8nセルフホストはライセンス無料、サーバー代月500円〜数千円、AI-OCR/LLMは1枚あたり数円程度の従量
「削減できる人件費 > ランニング」を数字で示せる構図です。開発費の具体額は本モックには入れていません(業務シート反映後にご提示)。
オンプレ完結のシステム構成
データの保管・加工・ワークフロー実行はすべて社内サーバー内で完結。外部に出るのは AI-OCR/LLM への推論リクエストのみ(TLS+許可リスト制御)。スコープを進めると、つながる接続先・稼働機能が点灯します。既存システムは一切改修しません。
仮想サーバー(Hyper-V 等)|社内ネットワーク/VPN内
参照マスタ
カタログマスタ(商品マスタ)別途整備
商品名→商品コードの突合元。マスタ化は難易度が高く別途実施・通常フロー外(発注元様にて整備)
連携する既存システム(改修なし・つなぐだけ)
推論のみ外部へ(TLS・許可リスト)
AI-OCR / LLM API
推論のみ。完全閉域が必須ならローカルOCR/オンプレLLMへ差替も可
CSVをUSB/メールで受け渡し(直接連携なし)
ポーラ側システム(VPN環境)外部・要相談
ポーラ端末(受注入力画面)→ POLA受注システム。VPN環境のため直接連携不可。ポーラ側の許可受注入力データの取り込み口の用意が前提(プロジェクト成否のクリティカルパス)
2つのクリティカル前提:カタログマスタ化が最難関(電子データ入手可否・品番ゆれ吸収・改版運用が鍵/別途・通常フロー外)。② ポーラ側連携が外部依存(VPN環境で直接連携不可。許可と取り込み口の用意が必要)。
連携アダプタ:SQL Server=直接接続/Aコス・NIコラボ=FTP・CSVファイル受け渡し/メール=IMAP・SMTP。基幹(ACOS)はFTP/NISメール/CSVのみのため、n8nが“緩衝材”として安全につなぎます。